当店ではこうして干物を作ります

当店は沼津魚仲買商協同組合員です
直接競りに参加し、直接買いうけが出来るので
新鮮で、安く、良い魚を手にすることが出来ます
魚市場の競り人とツーショット
魚市場から持ち帰った魚は直ちに手開きします。
機械開きではなく、手開き。ふっくらと優しい仕上がりは
この作業によるもの。愛情をこめて一枚一枚開きます。
開いた魚を真水で洗います。血合いをきれいにとることで
鮮度が保たれ、すっきりとした味に仕上げます
沼津の干物が美味いのは水が美味いからとよく言われます
全国的に有名な〔柿田川の浄水〕を使用しております
右側は頑固親父が醤油たれに漬け込む作業中
左側は沖縄の天然塩と深層水の〔しょしゅる〕
コンピューターではなく、職人が温度と塩度とその日の
天候などで漬け時間を決めていきます

命ともいえる漬け汁は秘伝の継ぎ足し、使い込むほどに一度煮上げて
不純物を取り除き、汁には魚のエキスが染み込みさらに旨みを増して行きます
煮上げの作業は頑固親父の最も神聖な作業。
40年以上にもわたる手作業による古式製法を今も続けております

漬け込みが終わるともう一度真水でさらします
余計な塩分を取り除き、丸みを帯びた塩味に仕上げます
その後、一枚一枚丁寧に網に並べていきます
並べ終わった魚は天日場にて天日干しにします。
乾燥機では実現できない日光の恵みが塩魚を”ひもの”
に変身させます。駿河湾の浜風も大事な栄養素となります
選別作業も全て手作業によるものです。目視による
異物の除去、大きさの選別、傷品も無駄にはしません
選別が終わると直ちに急速冷凍します。ひものも鮮度が命
−40℃で一気に冬眠状態へ。旨みも一緒に閉じ込めます
目覚めるときは皆様の食卓の上かも知れません。
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